トップページ > hzs_login

answer

仏教では故人の為の法事ではなくあくまでも私たちの為の法事です。
先祖の方々のおかげで私たちの命があり、なによりも尊い仏法を伝えて下さった事を喜ぶのです。
五十回忌で終わりではありません 故人を起点として考えるのではなく、私たちを起点に生きている限り努めて法事のご縁を持って下さい。
但し地域習慣などによって違いはありますが、一般に三十三回忌 又は五十回忌で弔い上げとして故人の法要を切り上げる事があります。
その後は先祖代々として供養することが多いようです。

answer

仏壇は本来信仰の対象として本尊をお祭りするものですから、いつという決まりはありません。
一般には新仏の為に購入され(この場合はできるだけ七七日(四十九日)の忌明けまでには用意し入仏法要をします。入仏と言っても仏壇に魂を入れるのではありません。
阿弥陀仏にお仏壇に入って頂くのです。
またはお紐解きと言い方もあります。これは本山から頂いた軸の紐を解いて掛ける事から来ています。

answer

友引の日に葬儀を行わない風潮はかなり広まっていますが、文字の連想であり、仏教との因果関係はありません。
しかも「友引」と言うのは日の吉凶を占う「六曜」の一つなのです。
本来は「友引」ではなく「共引」であり、意味も「共に引き合って勝負なし」すなわち良くも悪くもないと言う事なのです。

answer

中元や歳暮は 世話になった人へのお礼ですので差し支えありません。
ただその時期が七七日(四十九日)以内の場合は 少し時期をずらすとよいでしょう。
歳暮が七七日(四十九日)以内にある時は「松の内」(お正月の「松飾り」つけておく期間)が過ぎてから寒中見舞いとして送ります。
又水引は紅白でなく白の奉書紙だけを掛けて表書きをします。
贈る側に不幸があった場合も同様にします。

answer

御霊前は亡くなられた霊の前 御仏前は成仏された仏の前と言う意味、共に位置を指さす言葉です。
一般的に御霊前はどの宗教でも使えると言いますが浄土真宗では使えません。
また、御仏前は回忌法要で使います。

answer

仏教ではご遺体を安置する時、釈迦入滅の際の姿勢にならい頭を北にして寝かせます。
この事を頭北面西右脇臥(ずほくめんさい うきょうが)と言って実は西枕でも良いのです。
西方浄土へ向くという意味もあるからです。